メニュー

公益社団法人滋賀県書道協会

公益社団法人滋賀県書道協会

  • ひらがな、カタカナ標準字体表について

お問い合わせ

〒520-0853
滋賀県大津市蛍谷1-37
リヴラン大津・石山902号

TEL:(090)8888-9634

(※滋賀県書道協会専用の番号です)
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

ひらがな、カタカナ標準字体表について

 

ひらがな、カタカナ標準字体表のダウンロード

1.はじめに

ひらがな、カタカナの五十音表は、滋賀県書道協会が長年に亘り基準として来たものをもとに、「書の友」硬筆担当者を中心に検討を加え、協会会員全員の意見を聞きながら、2年間にわたってまとめたものである。

2.一部改定の理由

  • ① 現在基準としている五十音表のひらがなが右上りが強く、また直線的すぎるという意見が多くなって来たこと。
  • ② 「書の友」硬筆担当者のかな文字が統一されていない。即ち学年によって少々異なることが目立ってきたこと。
  • ③ 現在使用されている小学校書写教科書(五種)のかな文字が、本県使用のかな文字に近くなって来ていること。
  • ④ 小学校1年生の教科書やノートが正方形の枠に書くことから始められていること。

3.改定の着眼点

上記理由により、直線的過ぎる文字を検討し、簡潔・直線を基準としながらも、教科書と妥協し得る点は取り入れ、出来るだけ小学校1年生の児童にも理解でき、間違いなく書き易い基準点を目ざして改定した。

4.大胆な統一

  • ① 現在小学校の指導は「ひらがな」から導入するため、楷書に合ったひらがなを作らなくては漢字に合致しない。そのため、漢字の草書から出来た「かな」の原形から脱し、直線化と、似た画の統一を考えた。
  • ② 正方形の枠を4等分した点線を目安に指導し、正しい形を覚えて書けるよう考慮した。

5.ひらがなのハネ

ひらがなのハネ、ハライが論じられて久しいが、これには指導者の頭の切り替えが必要である。現行小学校の指導が重要であり、指導者の経験や概念のみで指導してはいないだろうか。現在使用している教科書のひらがな文字は、僅かに次へ向かう気持ちを示すハネがついているだけなのに、児童に書かせると一画のようになる児童が多い。(下図)

  • ① これについては従来同様、全くハネのない簡潔な書きかたから始めて、速書きや行書になれば自然とハネや続く線が生まれて当然である。要は基礎と発達段階に応じた指導を混同してはならない。
  • ② 今日目にすることの一番多い活字の影響もあると考えられる。例えばハネは「いこはほ」などにあり、「さきり」などは続いてしまっている。特にゴシック体は、ハネの部分も同じ太さになっている。これを見て覚えてしまう児童もあるのではないか。

6.カタカナ

カタカナには字形の似た文字が多く、トメとハライやその方向を確実に指導することが大切である。

カタカナ