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公益社団法人滋賀県書道協会

公益社団法人滋賀県書道協会

  • 沿革

沿革

1949年(昭和24年)
戦後、小中学校教育の中で途絶えていた毛筆習字を再興し、振興すべく県内の小中高の習字・書道教育関係の教員有志によって、当協会の前身『滋賀県習字教育協会』が発足しました。そしてその活動の中心として月刊競書誌『習字の友』が創刊されました。以来今日まで欠かさず発行を続け、平成27年度中には800号を超えました。
1953年(昭和28年)
『滋賀県書道教育協会』と改称し、あわせて『習字の友』を『書の友』と改名しました。
1958年(昭和33年)
『書の友』課題が協会役員の手本の模倣であることに反省が加えられ、題材や書きぶりも自由とした『随意部』が従来の手本付きの『規定部』と区別して設けられました。
1960年(昭和35年)
『書の友』を小学生用とし、新たに中学生以上対象の『書の研究』を発行することになりました。
1962年(昭和37年)
『第1回滋賀県書き初め展覧会』をびわこ文化館で開催。以後毎年欠かさず開催しています。
1963年(昭和38年)
小・中・高校・大学の書写書道研究を更に組織化し、推進するため全県の各学校を網羅する組織を立ち上げ『滋賀県書教育研究会』としました。11月には『第1回滋賀県書教育研究大会』を開催して今に至っています。現在この組織は公的に小中学校の書写部会、高校の書道部会が連携して運営しています。
1964年(昭和39年)
再び機関誌を『書』と改名し合冊、翌年には『書の友』という誌名に戻りました。
1966年(昭和41年)
『第1回滋賀県硬筆書写展覧会』(現在の硬筆作品展覧会)を守山公民館で開催。以後毎年欠かさず開催。
1969年(昭和44年)
『滋賀県書道協会』と改称。『書の友』の内容改善と形式を変更(学年別課題や硬筆と毛筆両方出品できるなど)し充実しました。
1971年(昭和46年)
滋賀県教育委員会教育長指令第272号により『社団法人滋賀県書道協会』と認定されました。
1977年(昭和52年)
全国の書写書道教育の研究発表大会『第18回全日本書写書道教育研究会滋賀大会』開催。書教育研究会が中心となり、滋賀の書教育を全国にアピールすることができました。
1980年(昭和55年)
『書の友』の高校生以上の部を分離し『書朋』として発行することになりました。以来欠かさず発行し、平成27年度に430号を数えます。また、『第1回滋賀県書展』を開催し、書朋第1号の巻頭を飾りました。
1981年(昭和56年)
滋賀県教育委員会より、永年にわたる書道の文化創造や県民への啓発につとめた功績が認められ、『昭和56年度滋賀県文化奨励賞』を受賞しました。
1989年(平成元年)
機関誌の名簿処理にコンピュータを導入。同時に出品券も購読者固有の打ち出しとなり、出品や作品処理が格段にスムーズになるようつとめました。
1992年(平成4年)
合冊機関誌『書』時代からB5版を維持してきた機関誌サイズをA4版に拡大しました。硬筆課題や毛筆付録の実物大手本や、古典図版・参考作品の拡大などで内容を豊かにする取り組みをはじめました。
1993年(平成5年)
『滋賀県、中国湖南省友好提携10周年記念県民大書展』を開催しました。
1998年(平成10年)
創立50周年を迎え、記念事業として『欧州国際交流滋賀書展』を主催。県内展は大津で、国際展は大津市と姉妹提携都市のドイツ・ヴュリュツブルグ市にて開催。ドイツでも揮毫会を開き、西欧の人々が書への関心を開くきっかけとなりました。
2008年(平成20年)
創立60周年を迎え、「おかげさまで60周年」をスローガンに『ふるさと滋賀を書く』展覧会や協会役員展、記念記録映画の制作などさまざまな事業を実施しました。
2013年(平成25年)
公益法人として認可され、『公益社団法人滋賀県書道協会』となりました。同時に理事を10名、監事を2名の体制に強化、より社会の公益に資する事業の拡充につとめています。
2018年(平成30年)
創立70周年を迎え、滋賀県と姉妹提携している米国・ミシガン州、中国・湖南省へ国際交流団の公募・派遣と、現地でのワークショップ・書展の実施など、さまざまな大規模な事業を展開し、盛会裡に本協会は『古稀』をむかえることができました。